俳優の稲垣隆史さん、死去 87歳 吹き替えでも活躍「スターウォーズ」パルパティーン議長など
俳優の稲垣隆史(いながき・たかし)さんが12日に肺炎で亡くなったことが27日、分かった。87歳。所属の劇団民藝が発表した。
稲垣さんは37年、群馬県出身。俳優座養成所を経て、59年に劇団民藝の研究生となり、64年に劇団員となる。初舞台は60年の「檻」。
その後も「イルクーツル物語」のラプチェンコ、「アンネの日記」デュッセル、「炎の人」ロートレックなどを演じ、注目される。
吹き替えも行っており海外ドラマ「ER緊急救命室」「ホワイトハウス」「ロスト」や、映画「007」シリーズや「タイタニック」、「スターウォーズ」シリーズのパルパティーン最高議長の声も務めた。
最後の舞台は18年「ペーパームーン」だった。
