韓国芸能界を震撼させた“バーニング・サン事件” 舞台となったクラブ運営会社が破産宣告
韓国芸能界を震撼させた“バーニング・サン事件”の舞台となった、クラブ「バーニング・サン」を運営していた、法人バーニング・サン・エンターテインメントが、破産手続きを行っていると26日、現地メディアのテンアジアなどが報じた。
記事によると、ソウル回生法院は18日、バーニング・サンエンターテインメントに対して、簡易破産を宣告したという。これは破産宣告当時、債務者の持つ財産が5億ウォン(約5000万円)以下である場合に行われる手続きだ。同社への清算手続きが間もなく着手され、4月11日までに債権が申告されれば、同月29日に債権者集会と債権調査が行われると伝えた。
2018年にオープンしたクラブ・バーニング・サンは、同年に発生した市民暴行事件をきっかけに、麻薬の流通や性犯罪、警察との癒着説など、いわゆる“バーニング・サンゲート”に巻き込まれ、2019年に閉店。社内取締役を務めていた元BIGBANGのV.Iは、売春あっせん、常習賭博など9つの容疑で裁判にかけられ、懲役1年6カ月の判決を受けて服役し、23年2月に出所した。
