Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２・千賀健永（３４）が２２日、東京・渋谷のＣｒｅａｔｉｖｅ　Ｓｐａｃｅ　Ａｋａｄｅｍｅｉａ２１　Ｈａｒａｊｕｋｕで、個展「ＦｉＮＧＡｉＳＭ　ｉｎ　Ｓｈｉｂｕｙａ」（３月２３日～４月１２日）の取材会を行った。アート活動は、所属するＳＴＡＲＴＯ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴの福田淳代表取締役ＣＥＯ（５９）にも背中を押されていると明かし、福田氏に対して「人として信頼している」などと絶賛の言葉を並べた。

　人気アイドルが勢ぞろいする同事務所内でも、異例とも言える千賀のアート活動。その背景には、福田社長からも強力なバックアップがあった。自身５度目の個展を前に、千賀は自ら「あまり福田さんが世間的によく見られていないので、ポジティブなことを」と切り出し、「（メディアに）ありもしないことを書かれているけど、すごくいい人。タレントのみんなが助かっている」と福田氏への“擁護”を続けた。

　旧ジャニーズ事務所から現体制となり、トップに就いた福田氏。千賀は「福田さんもアートが好きで相談とかも聞いてくれる。社長になってから僕はすごく助けてもらっている」と強調した。

　これまではアート活動をやっていいのかという迷いもあったという。それでも「（福田社長は）才能を形にできる、その道を作ってくれた１人。才能は形にするべき才能とするべきではない才能とある。それを見極める目を持っていらっしゃる。やった方がいいことは全力で背中を押してくれて、相談する人として信頼している」と言葉に力を込めた。

　自身５回目の個展のテーマは「Ｅｓｓｅｎｃｅ　ｏｆ　Ｌｏｖｅ」。今回は初めてアート作品の販売も行い、約３５０万円の作品なども並ぶ。初日の２３日は３４歳の誕生日で「この現代アートという道でどこまでいけるのか、本気で走り続けて本気で世界一認知されているキャラクターをつかみにいきたい」と決意。１０月には英・ロンドンで個展開催も決定した。グループとしても「いい音楽を作れた時に世界もしっかり視野に入れていけたら」と“二刀流”での海外進出に意欲を見せた。