プロ野球・阪神は１６日、東京ドームでプレシーズンゲームとして米大リーグ・ドジャースと対戦し３－０で勝利。１５日のカブス戦同様、２日連続でメジャー球団を完封する躍動ぶりに、ドームを訪れた虎党は狂喜乱舞した。

　夫婦そろってドジャースファンでもあり、大の虎党だという５０代男性は「最高でしたね今日は」とご満悦。一方で２３年に衝撃の「左膝つきホームラン」を打たれた大谷翔平選手から三振を奪い５回無失点の好投を見せた才木浩人投手と、決勝３ランを放った佐藤輝明選手のあまりの躍動には「まだもうちょっとタイガースで活躍してほしい」とメジャー行きを危惧。「才木はもしかしたら通用するんじゃないのかなと感じた」としつつ「ただ（メジャーに）行ってほしくないですね…」と本音を漏らした。

　これに５０代の妻が両選手のドジャース入りを熱望すると、男性は「ないないないない。あげないあげないあげない！」と苦笑い。夫婦で火花を散らしつつ「今日は１００点満点って言っても十分。『世界一！』。そこまで言って良いと思います」と上機嫌だった。

　また、虎党歴４０年の４０代男性もこの２日間の戦いぶりで「『世界一』だよね！」と大喜び。虎党歴３０年の３０代男性は才木投手と大谷選手の対戦について「リベンジとしては達成できたんじゃないんかな」と評価したが、大谷選手が２打席で交代したことには「そこはちょっと残念」とガックリ。当該男性だけでなく取材に応じた全虎党が、阪神の勝利に今季の頂点を確信。一方で“流出”をちょっぴり心配していた。