バカリズム脚本、市川実日子主演の日本テレビドラマ「ホットスポット」第９話が９日に放送された。次回が最終回。

　未来人・村上さん（小日向文世）が言ったとおり、遠藤清美（市川実日子）たちが勤めるビジネスホテルは閉館され、土地が富士浅田市に売却されることになったが、背後に市長・梅本雅子（菊地凛子）とホテルオーナー原口芳恵（筒井真理子）の癒着賄賂の疑惑が…。

　従業員はオーナーの高級ホテルに移籍できることになったが…宇宙人・高橋さん（角田晃広）だけは、ホテルが閉館され温泉がなくなると生存危機となるため、みなで賄賂を暴いて計画阻止に動いた。

　一方で、ホテルが閉館されると非情に困るのは宇宙人以外にもう１人いるとの指摘が。

　第１話で清美たちの話題にあがり、第４話でスポットが当たったホテル角部屋３０１号室の「幽霊」。高橋さんが見たと怖がり、続いて乗り込んだ清美が、宿泊していたクレーマー客安川瑛人（吉村界人）が連れ込んだ彼女がガラス窓に写っていただけだと解決したが…テレビ画面を角度を変えて上から見ると、ガラス窓に「長い髪の白い服を着た女」が写っていた。ドラマ本編では触れないまま、誰もが幽霊と聞いて想像するベタな「長い髪の女」が、クッキリと映っていたことが話題となっていた。

　第９話ではラストで、高橋さんが賄賂の証拠をつかむためにオーナー事務所へ。一緒に向かった一行の車になぜか「山田真歩」が演じる正体不明女性「直美」が同乗しており、どうやら清美たちの同級生らしいが、何の説明もないままに皆とワイワイ。ネットも「誰！？」と騒然となり、オーナー事務所に侵入する高橋さんを助けるために投入された「幽霊」「異世界人」との予想も。角部屋の幽霊から依頼を受けた霊能力者との見方も出ている。