グループ名を、一時的に“ＮＪＺ”へ変更宣言している、韓国のガールズグループ・ＮｅｗＪｅａｎｓが７日、対立中の芸能プロダクション・アドア（ＡＤＯＲ）が提起した「プロダクションの地位保全および、広告契約締結などの差し止め仮処分」の審理期日に、５人そろって出席したと現地メディアの聯合ニュースをはじめ、複数メディアが報じた。

　そんな中、同日、メンバーのハニが公式インスタグラムのストーリーズに投稿した一文について、疑問視する声が上がったとＸｓｐｏｒｔｓニュースが伝えた。

　５人は約２時間の尋問を終えた後、裁判所につめかけたファンや報道陣を前に「後悔はない」「全てうまく伝えることができたと思う」などと話していた。

　ハニは、ストーリーズで「私は正確に、全て覚えています。さっき法廷で言いたかったけど、我慢しました」「どうか私をいじめるのはやめてください。アドアとＨＹＢＥ」とつづっていた。

　この日の審理で、ハニがかつて「事務所の社屋で、他グループのマネジャーが『（私たちを）無視しろ』と言った」とする発言について、アドア側は「該当の発言をしたのは、アドア前代表のミン・ヒジン氏」と反論。証拠動画に加えてミン氏とハニが当時やりとりした、チャットのやりとりを保存した資料を提出・公開したという。

　その中で、ハニはミン氏に「正確にその単語（無視しろ）だったかは分からないけど、そういうニュアンスだった」と報告。ミン氏は「『無視しろ？』全員があなたを無視したのか」と質問しており、ハニは「正確な記憶ではない、よく分からない」と返答していた。ハニは、この件について、ＳＮＳで言及したとみられている。

　該当の投稿を見た、一部のネットユーザーは「それを話す場所が裁判所なのに」「なぜ言わなかったのか疑問」「ここ（ＳＮＳ）で言っても意味がない」などの反応を見せた。