玉川徹氏「愛という名のもとに」続編を熱望 唐沢寿明は当時のフジの勢い語る「みんな肩からセーター」

 元テレビ朝日の玉川徹氏が6日、Tokyo FM「ラジオのタマカワ」で、ゲストの唐沢寿明が主演し話題となったフジテレビ系ドラマ「愛という名のもとに」のその後を描いたドラマを作って欲しいと訴えた。

 この日のゲストの唐沢は、玉川氏がテレビ朝日の廊下で「待ち伏せ」して交渉をして出演が実現した。唐沢も玉川氏のファンだったといい、自宅でも「モーニングショー」は欠かさず見ていると伝え、玉川氏を喜ばせた。

 玉川氏は、唐沢の出演が決まったため、代表作「愛という名のもとに」を全話見直したといい、放送当時の92年はテレビ朝日社員で「フジテレビのドラマは一切見なかった」というが「あれだけは見ていた」としみじみ。唐沢は「誰も幸せにならない最終回」と苦笑した。

 玉川氏は「愛という名のもとに」は、バブル崩壊直後だったこともあり「ドラマには時代が反映されていた」と振り返り。唐沢も「あの頃はヒット作を生み出すクリエイターがいっぱいいた。フジテレビはチャラかったけど、みんな肩からセーターかけてたから。そんなのばっかり」と笑うと「それが普通だった。でもちゃんとした作品を生み出すっていう…。今やそれが財産。トレンディドラマと言われるものが…」と当時のフジテレビの勢いを振り返った。

 玉川氏は「もう1回、5人の今をもう1回フジテレビでやったらいいのにって」と、還暦を迎えた「愛という名のもとに」のメンバーの現在を描いたドラマを見たいと熱望。唐沢は「そういう話、したことあったんですよね」と、自身もその後を描いたドラマを作ったら?と話をしたことがあったと明かした。

 「チョロは死んだけど、弟とか、双子の弟といえば出てこられる」とも語り、玉川氏も「もう1回、あの6人、5人が生きていて何をやってるんだろうって…。唐沢さんがやるならやはり政治家?」と質問。唐沢は「政治家やってるんじゃないですかね。面白い。どういう正義感を振り回してるか…」と言うと、玉川氏も「お父さんみたいに汚職してるかもしれないし」と、ドラマで汚職事件に関わっていた父の後を継いでいるのでは?と想像していた。

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