ISSA 50歳までに何ができるか-「“衣食住歌”細胞レベルで欲している」 18年ぶりソロアルバム「I SING」発売

 真摯に歌と向き合ったISSA(撮影・園田高夫)
 18年ぶりのソロアルバム「I SING」のジャケット写真
 真摯に歌と向き合ったISSA(撮影・園田高夫)
3枚

 男性6人組ボーカル&パフォーマンスグループ・DA PUMPのISSA(46)が、18年ぶりのソロアルバム「I SING」を発売した。ジャケット写真は、普段のグループ活動で見せるヒップホップなスタイルとはかけ離れた、クラシカルで大人なスタイル。イメチェンしたルックスと年々厚みが増す歌声で、新たな自分を表現し尽くしたISSAには、40代を過ごす中で50歳を一区切りとし、自らの根源である「歌」と真摯(しんし)に向き合う姿があった。

 入室すると、取材部屋はISSAの美声に包まれていた。「よく驚かれるんですけど、気付いたら歌っている。歌い続けることが自分の好きなことで、向いていることなんだろうな」とポツリ。関係者に尋ねてみても、隙あらば口ずさんでいるようで、DNAレベルで体に染みこんでいる。

 本作は2年かけて制作し、表題曲「PROMISE」や23年のソロ公演音源を含む全18曲を収録。「歌を表現する人間として、いろんなことができないといけない。いろんなジャンルの歌を聞いてほしい」という思いで準備を重ね、オールラウンダーなボーカリストぶりを披露した。

 18年ぶりのアルバム制作に至ったのは23年12月、45歳の誕生日がきっかけだ。「45歳から5年間で何ができるのかなと思った時に、ソロシンガーとして何かを確立させたいなという思いがあった。それで楽曲作りを始めた。その延長線上にいろんな曲が集まってアルバムができました」と経緯を説明する。

 タイトルは「私は歌う」とシンプル。「いろんな物をそぎ落としたら歌しか残らなかった」と振り返り、自身にとっての歌を「“衣食住歌”ですね。好きとかではなく、たぶん細胞レベルで欲している」と実感。一切の迷いもなく「歌は歌い続けたい」と語った。

 歌に目覚めたのは、物心付く5歳より前。生まれ育った沖縄には日米の文化が共存しており、さまざまな音楽が流れている環境だった。沖縄アクターズスクールに通い始め、さらに歌うことに欲を覚えた。影響を受けたアーティストは数知れず、沖縄がジャンルレスなISSAの音楽スタイルの土台を形作った。

 高音域まで出る張りのある豊かな歌声で、芸能界屈指の歌唱力を誇る。節回しや高音など「歌で挫折することは常にですよ」というが、「期待してほしいのは、僕は止まっていない。自分が諦めない限り当たり前に進化していく」と胸を張る。隙間時間に無意識に歌ってしまうというルーティンも、歌声を成長させている要因かもしれない。

 ソロとして「大きな目標というよりは続けることが大事だと思うので、毎年磨き続けたい。ブラッシュアップして、楽曲や人との出会いで、自分も知らない一面を見てもらえる可能性もある。吸収しつつ、柔軟に受け入れて自分として膨らんでいきたい」と心がけている。一つの区切りに見据える五十路を迎えた時、歌に貪欲なISSAがどんな姿に進化しているのか、今後も注目だ。

 ◇ISSA(いっさ) 1978年12月9日生まれ、沖縄県出身。DA PUMPのリーダー、ボーカル担当。96年、DA PUMP結成。97年、シングル「Feelin’ Good ~It’s PARADISE~」でデビュー。NHK紅白歌合戦に98~02年、18、19年の7回出場。俳優としても活躍し、ミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」(17年)、「ピーター・パン」(18年)などに出演。血液型B。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス