女優の藤原紀香（５３）が５日、都内の経済産業省で行われた「２０２５大阪・関西万博　日本館名誉館長就任式」に出席し、会見も行った。

　真っ白なスーツ姿で登場した藤原は日本政府館名誉館長の就任にあたり辞令交付された。「ありがとうございます」と受け取ると「行った方が元気になるような万博になるんだろうなと。日本の良さ、日本館のメッセージを表現していきたい」と誓った。

　日本政府館（日本館）は「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、万博会場内の生ごみを利用したバイオガス発電や、世界に貢献しうる日本の先端的な技術等を活用し、一つの循環を創出し、持続可能な社会に向けた来場者の行動変容を促していくといい、このたび「２０２５年日本国際博覧会」の開幕に先立ち、日本館の名誉館長に藤原が就任した。

　兵庫県出身の藤原は実際に開催する会場に足を運び「万博にはさまざまなテーマがある。そのテーマにおいて。各国が表現していくエネルギーがすごいなと思います」と感想を述べた。

　１９７０年の「大阪万博」の時には母のおなかの中にいたといい、「関西出身でこういった機会を得られたことをうれしく思います」と気を引き締めていた。