女優の橋本愛（２９）が２５日、都内で行われた主演映画「早乙女カナコの場合は」（３月１４日公開）の完成披露上映会に出席した。昨年１２月末をもって旧事務所・ソニー・ミュージックアーティストを退所し、新事務所・ＥＤＥＮに移籍後初の公の場。金髪姿にイメチェンし、観客を驚かせた。

　ピンクワンピースに金髪ヘアで登場すると、客席から「金髪似合っているよ！」と絶賛の声が。これに橋本は照れくさそうに「ありがとう」と笑顔で返した。自意識過剰で不器用な主人公のカナコの１０年にわたる恋模様を中心に描き、「新しいラブストーリーになっている」と自信を見せた。

　１０年の軌跡を描く作品にちなみ、１０年前に比べて変わったことを「変わった所しかなくて。同じ部分がないくらい大変身した」と発表。１０年前の１９歳の時はインドア派だったが、現在はアウトドア派にシフトチェンジして「夏は海、冬は雪山。外に出て遊ぶのをやり始めたのが５～６年。割と閉鎖した物を楽しんでいたけど、今はアクティブで多趣味になりましたね」と笑顔を見せた。

　橋本と初共演を果たした俳優の中川大志（２６）は、１０年前を「むちゃくちゃ生意気だった」と回想。「学園ドラマで年上の方と共演することが多くて、よくぞあんなにかわいがってくれたなと思いますね」と振り返り、「今自分みたいな１６歳がいたらぶっ飛ばすと思います」と冗談めいて会場を笑わせた。