私大最難関学部に合格 1年でM-1決勝進出の異才「ホリエモンに憧れて」受験猛者に 在学中に見た永野に衝撃「圧倒的にネタがおもしろい」
お笑いコンビ・鬼越トマホークの良ちゃんと金ちゃんが22日にYouTubeチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」を更新した。
鬼越の2人は、お笑いコンビ・カミナリの竹内まなぶをゲストに招き、半生を振り返った。
カミナリは茨城出身のコンビ。良ちゃんは「まなぶくんって茨城セレブだから」と紹介した。実家は村でスーパーマーケットを経営し「比較的、裕福でした」と、まなぶも振り返った。
地元愛を押し出すコンビのカラーから、栃木出身のお笑いコンビ・U字工事を意識しているか?と聞かれると、中学生のときに、のちの相方になる石田たくみと「初めて笑った漫才がU字工事さん」とリスペクトの意識の方が強いと明かした。
まなぶは、高校時代を県内で指折りの進学校で過ごし、2浪の末、早稲田大学政治経済学部経済学科に進学した。のちに中退したが「早稲田大学」自体に大きな憧れを持っていたと回想。
昨年に自身のYouTubeチャンネルで、同大同学部以外にも法学部、商学部、文学部、教育学部、社会科学部、人間科学部人間情報学科、センター試験利用のスポーツ科学部スポーツ医科学科、同じくスポーツ文化学科、一般入試のスポーツ文化学科など、合計10枚の合格証明書を自身のYouTubeチャンネルで披露し、話題を呼んだ受験猛者でもある。
難関大学への受験を目指したきっかけは、東京大学を中退し実業家として活躍していた堀江貴文氏への憧れだと回想し「当時、ITブームというか。ホリエモンに憧れちゃってて。お金持ちになりたい、社長になりたいって。超カッコイイ!と思って。だから早稲田とか行きたいって」と明かした。
早稲田大学進学後も、たくみとは仲が良かったと述懐。少年時代から相談されていたコンビ結成を快諾したという。
「たくみが卒業するタイミングで僕は3年生。2浪してるんで。たくみがすることなくなっちゃうんで、このタイミングで事務所を探そうと。養成所がなくてパッと入れる事務所を探してて」と、在学中にサンドウィッチマンや永野がいるグレープカンパニーの所属となった。
まなぶは当時の事務所の状況を回想し「飯が食えていたのはサンドウィッチマンさんだけ。ライブで一番ウケていたのが永野さん」と振り返った。
在学中に見た永野のネタには衝撃を受けたといい「圧倒的にネタがおもしろい。トークもおもしろい。その背中だけで僕らを引っ張ってきた先輩なんです」と尊敬の思いを明かした。
カミナリを結成し、5年後の2016年にM-1グランプリ決勝に進出。翌年も決勝進出を果たし、脚光を浴びたが「漫才を始めて1年ぐらいで決勝に行ってるんで。それまではコントをやっていた」と回想。2015年にM-1が5年ぶりに復活した際に「M-1に出てみようって、初めて漫才を作って2回戦負けで。でも1回戦通ったのがうれしくて。漫才始めてみたらライブでもウケるようになって」と告白。鬼越の2人を驚かせていた。
