故キム・セロンさん 現地記者「記事を謝罪したい」本人にメモを渡した生前エピソード
韓国映画「アジョシ」で知名度を高めたキム・セロンさんが16日、24歳という若さで死亡した。
キム・セロンさんは2022年、ソウル・江南(カンナム)区で飲酒運転中、ガードレールや変圧器に衝突。一部地域が停電になる事態となったが、現場から逃走し、裁判で罰金2000万ウォン(約200万円)が科された。
以降、復帰の声が聞こえるたびに、セロンさんには誹謗(ひぼう)中傷がぶつけられていたという。
そんなセロンさんの悲報から3日後の19日、現地放送局のチャンネルA「幸せな朝」で、現地メディアの女性記者が、キム・セロンさんが生前、カフェでアルバイトをしていた際のエピソードを明かした。
セロンさんが自粛中「生活苦のためにカフェでアルバイトをしている」と報じられたが、お店で友人らと大騒ぎしている姿や、カードゲームで楽しんでいる姿が目撃され、「生活苦はうそ」などと、その真偽が問われていた。
その渦中、該当記者はキム・セロンさんの働くカフェを偶然訪れ、一生懸命に働く姿を目にする。そして「『実は私も、(キム・セロンさんのアルバイト真偽について)誤解をしていた。報じられている記事内容について、謝罪をしたい。別の日にきちんとした場所で会えないか』というメモを書いて、本人に渡した」と明かした。
その後、キム・セロンさんの働くカフェの社長が、同記者に連絡してきたといい、「セロンはあなたのメモを見て、屋上に上がってしばらく嗚咽していた」と伝えられたという。それを聞いて「ぜひきちんと場を設けて、個人的ではあるが、私の話を伝えたいと思った。なので、このような悲しいニュースを目にして非常に驚いた」と言及した。
★「日本いのちの電話」相談窓口
厚生労働省は悩みを抱えている人に対して相談窓口の利用を呼びかけている。
◆0570・783・556(午前10:00~午後10:00)
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