岡田准一「上を向いて歩こう」作曲家挑戦 来年公開映画“六八九トリオ”中村八大役で主演
俳優の岡田准一(44)が、映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」(2026年公開)で主演を務めることが19日、分かった。
「SUKIYAKI」の曲名で1963年に全米ビルボードチャート3週連続1位の快挙を樹立した名曲「上を向いて歩こう」の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションとして映画化。“六八九トリオ”と呼ばれた作詞家・永六輔、作曲家・中村八大、歌手・坂本九の3人が走り抜けた青春と友情、挑戦を描く。
岡田は「明日があるさ」「こんにちは赤ちゃん」「笑点」のテーマソングなど数々の名曲を手がけた作曲家で主人公の中村役。「ジャズを追い求めた八大さんが、日本人の心に染み渡る音をいかにして生み出していったのかを大切に演じていきたい」と意気込む。
若い頃から天才とよばれたジャズピアニストだけに、本格的なピアノにも挑戦。岡田は「母がピアノの先生なので、ピアノを弾く役は親が喜んでくれると思い、とても嬉しい」と喜んだが、これまでは「小学生の頃やたまにライブで弾く程度だった」と、現在猛特訓中という。
世界中から長年愛されてきた名曲を生み出した音楽家たちの物語に「昔の話ではなく、今にも繋がる心の歌というものを届けられたらなと思いながら撮影に臨みます」と岡田。「是非楽しみにしていていただけると幸いです」と力を込めた。
