「ちはやふる」最新作が放送決定 キャスト一新のオリジナルストーリーで令和の高校生を描く
女優の広瀬すず(26)が主演を務める映画「ちはやふる」から10年後の世界を描く「ちはやふる-めぐり-」が、日本テレビ系の7月期の連続ドラマとして放送されることが14日、分かった。
ドラマではキャストを一新し、令和の高校生たちが競技かるたに挑む新たな物語を展開する。今回のドラマ化は、映画シリーズのメインスタッフも参加。原作者の末次由紀氏は「映画の世界線を基にしつつ、原作にはないオリジナルストーリーで展開するドラマ化。私も原作者として脚本のプロット段階から関わらせていただきましたが、映像で立ち上がった時どれほど輝くのかと、ずっとワクワクしています」と心待ちにした。
プロデューサーの榊原真由子氏は末次氏を交えたディスカッションを何度も重ねていることを明かし「先生が『ちはやふる』のキャラクターひとりひとりを愛し、その人生に意味を与えたように、『ちはやふる-めぐり-』のキャラクターの人生を大切に紡いでいくつもりです」と新たな挑戦への意気込みをコメントした。
「ちはやふる」は主人公・綾瀬千早と仲間たちが競技かるたを通じての友情や成長を描く作品で、末次由紀氏による漫画作品。2007年から2022年まで講談社「BE・LOVE」で連載され、シリーズ累計発行部数は2900万部を突破した。
2016年には「ちはやふる-上の句-」「同-下の句-」、2018年に「同-結び-」として実写映画化され、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、賀来賢人、松岡茉優、清原果耶など豪華キャストが出演。シリーズ累計興行収入は45億円を突破し、青春映画の金字塔を打ち立てた。
