下條アトムさん死去 78歳 23年に急性硬膜下血腫で闘病中だった

 下條アトムさん(2018年撮影)
 「リア王」制作発表。前列の右端が下條アトムさん=2018年5月31日
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 俳優の下條アトムさんが1月29日に亡くなっていたことが13日、分かった。78歳。所属事務所がHPで発表した。

 HPによると「2023年9月に急性硬膜下血腫を患って以来、闘病生活を送ってきましたが、体調が急変し都内の病院にて息を引き取りました」と説明されている。

 下條さんの父は俳優の下條正巳さん、母は元女優の田上嘉子さん。俳優としてNHK連続テレビ小説「信子とおばあちゃん」でドラマデビュー。サスペンスドラマや、時代劇などで活躍の幅を広げる一方、声優としても活躍。「世界ウルルン滞在記」の「出会った~」のナレーションは話題となった。

 【以下、HP全文】

 弊社所属俳優 下條アトムが令和7年1月29日に逝去いたしました。享年78歳でした。

 2023年9月に急性硬膜下血腫を患って以来、闘病生活を送ってきましたが、体調が急変し都内の病院にて息を引き取りました。応援してくださった多くの皆様、お世話になりました 関係者の皆様の生前の御厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。

 なお、葬儀は近親者のみで執り行いましたことを併せてご報告いたします。誠に勝手ながら御香典・御供花等の儀はご辞退申し上げます。また故人の遺志により、お別れの会などは予定しておりません。

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