KAT-TUN解散 亀梨和也はSTARTO退所 上田竜也と中丸雄一は事務所残留 3・31 関係者、昨年から協議と

 ポーズを決めるKAT-TUNの(左から)上田竜也、亀梨和也、中丸雄一(2021年撮影)
 旧ジャニーズ解散グループ
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 3人組グループ・KAT-TUNが3月31日をもって解散することが12日、分かった。所属するSTARTO ENTERTAINMENTが発表した。同社によると、昨年より協議を続けてきた結果、3人はグループとしての看板を下ろす決断をしたという。また、亀梨和也(38)はグループの解散と同時に事務所を退所し、上田竜也(41)と中丸雄一(41)はともに事務所に残留する。01年の結成から25年目でグループの活動に終止符を打ち、今後はそれぞれの道を歩むことになった。

 一時代を築いた人気グループが、その活動を終える。STARTO社はこの日、公式サイトにて「2025年3月31日を持ちまして、KAT-TUNを解散することをご報告いたします」と発表。続けて同日付で亀梨とは契約満了し、上田、中丸とは契約を継続することを報告した。

 旧ジャニーズ事務所の性加害問題を受け、昨年4月からマネジメント部門の流れをくむSTARTO社が本格稼働。KAT-TUNも同社との契約を締結し、活動を継続してきた。だが、関係者によると、その直後から今後の活動についてメンバーと事務所側との協議は始まっていたという。同社は「およそ1年にわたりメンバーと協議を重ねた結果、2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断致しました」と説明した。

 KAT-TUNは2001年に6人組グループとして結成。メンバーそれぞれの強い個性はファンを引きつけ、02年の初単独コンサートには55万人超の応募が殺到。06年にはCDデビュー前のアーティストとして史上初となる東京ドーム公演を実施した。一方で10年7月に赤西仁(40)、13年9月には田中聖(39)、16年3月には田口淳之介(39)が脱退。紆余(うよ)曲折ありながらも残った3人はグループを大切に考えて活動を続けてきたが、区切りをつけることになった。

 解散と同時に事務所を退所する亀梨は、個人事務所を立ち上げる見通し。昨年スタートさせた亀梨のソロプロジェクト「Inside23」ではアーティスト活動に加え、こだわりを詰め込んだジュエリーの制作や販売も行っている。また、ライフワークにもなっているスポーツキャスターの活動継続も強く希望しているという。

 3人は連名で会員制サイトにてファンへの感謝をつづった上で「結論としてこのような形になる事で、ファンの皆さまには寂しい思いをさせてしまい申し訳なく思っておりますが、最後までKAT-TUNとして誇りをもって活動していきたいと思います」と心境を吐露。“最後の日”まで時間は多く残されていないが「皆さまとお会いできる機会をつくるべく話し合っております」と直接報告する場を設けることを示唆した。

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