吉永小百合、神木隆之介とブルーリボン賞の司会で初共演 賞を「いただくより大変ですね」
東京映画記者会(デイリースポーツなどスポーツ紙在京7社で構成)が制定する第67回ブルーリボン賞の授賞式が12日、都内で開催された。
ブルーリボン賞は前年の主演賞の受賞者が司会を務める慣例があり、今年は吉永小百合と神木隆之介が担当。2人はここまで共演経験がなく、司会という形での初共演に際して、神木は「このような形で、2人で力を合わせて頑張っていこうと」、吉永は「いただくより大変ですね、頑張りましょうね」と励まし合った。
吉永は1962年度、2000年度にも受賞しており、「62年の時はそういう(司会の)制度がなくて、私も16歳で、ただただ緊張して(賞を)いただきました。2000年の時は次の年に司会をしたとうかがったんですが、全然覚えていません」と、過去2回を振り返った。
外国作品賞を受賞した「オッペンハイマー」について、吉永は「アカデミー賞にノミネートされるような作品は拝見しているんですが、『Coda コーダ あいのうた』のようなのが好きだったんですね。『オッペンハイマー』は見るのをためらったんですけど、拝見してすごく心に残りましたし、原子力のこと、原爆のこと、しっかりと考えて生きていかなければいけないと改めて感じました」と話した。
また、「遠国日記」と「あのコはだぁれ?」で新人賞の早瀬憩を「映画の中でも落ち着いていて、18歳とは思えないような感じでした。どんどん伸びていってくださいね」と激励していた。
