清春「お互い30周年」で復活の黒夢 23曲熱演&8都市10公演ツアーも発表

 デビュー記念日の9日に10年ぶりの復活ライブを行ったロックバンドの黒夢が11日、横浜・ぴあアリーナMMで追加公演を行い、9000人のファンを沸かせた。

 10年間は音信不通でマネジメントを通じて連絡していたというが、清春から「お互い30周年だし」と提案し、復活が実現。ボーカル・清春は黒夢が「自分のものであって自分のものではないという感じになってきている」、ベース・人時も「自分たちのためにやっている過去があるとするなら、今はそれだけでは絶対にないだろうなという感じがします」と話した。

 この日は「FAKE STAR」で開幕。清春が「予定になかった追加公演なんで予想外に、予想に反して暴れてください」とあおりつつ、「Like@Angel」など全23曲を熱演。7月19日から9月20日まで8都市10公演のツアーを行うことも発表した。

 2人は「次は復活はないかなと思っているので、今やれることを2人で話し合って、いいなと思えばやって死のうかな」(清春)、「悔いのないように一本一本できれば」(人時)と決意表明。清春は「僕たちの青春であるこのバンドの30年後を見てもらって幸せです」と感謝した。

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