１０日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「おむすび」では、結（橋本環奈）が勤務する病院で、病院側の栄養士と対立する委託会社の管理栄養士・柿沼（しまずい香奈）がこの日も毒舌全開も、ネットでは応援の声が上がっている。

　この日の「おむすび」では、結が加入しているＮＳＴは、過剰なダイエットで体調をくずしている女子高校生の栄養管理を行うことに。だが、絶対に太りたくない女子高生は、食事を拒否し、ＮＳＴを悩ませる。

　一方、病院の栄養科では、科長の塚本が糖尿病など、食事制限のある患者を対象に栄養指導を行うことを企画。「ホテルのバイキングみたいにいろんな種類の料理を並べて、患者さんに選んでもらって、どの料理をどれぐらい食べていいか、患者さんにレクチャーするの」「お寿司とか、お好み焼きとか」と説明。新人管理栄養士の石田は「めちゃめちゃ楽しそうじゃないですか」をウキウキだ。

　それを横で聞いていた柿沼はニッコリ笑って「楽しそうでしょ？その分、我々がいろいろな料理を用意しなダメやから、めちゃくちゃ大変なの」と言い、部屋を出て行く。

　この柿沼、委託会社の管理栄養士で、結ら、病院の管理栄養士とは同じ管理栄養士でも立場が違う。柿沼は限られた予算で献立を作らなければならず、常にピリピリ。これまでも結から、食事を残す男児に、クミンを入れた特製カレーを頼まれたり、これまでも特別なお願いをされまくってきた。そのたびに嫌みを言い続けていたが、ネットでは意外にも？柿沼を応援する声も。

　「柿沼さんの大変さ、視聴者はわかってますよ～。調理師さんを束ねる大変さもあるだろうね」「柿沼さんのキャラも好きになってきた。思うことをストレートに出してるだけではあるけど。栄養士側の理想と調理側の現実」「嫌みを吐き続けながら、ごちゃごちゃ文句たらたらこぼしながら、結局は協力してくれる、プロ意識持ってる柿沼さんにはまりそう」「食べ方教室的なもの、病気の悪化を防ぐために必要とはいえ、業務量増えるわけだから柿沼さんも大変だよね。ツンツンしてしまう気持ち、わかる」などの声が上がっている。