古市憲寿氏の「フジに出られなくなってもいい」発言に「例をあげるべき」ベテラン芸人が私見「真実が見えなくなってしまう」

 お笑いコンビ・ロザンの菅広文、宇治原史規が21日、自身らのYouTubeチャンネルを更新。社会学者の古市憲寿氏が23日に出演したフジテレビ系「めざまし8」内で「フジに出られなくなってもいいから言う」と前置きして、芸能界を引退した元タレント・中居正広さんの問題とフジテレビ社員による関与報道に私見を述べたことに言及した。

 菅は「フジテレビに出れる、出られなくなるかもしれないみたいなことで、いわゆる上層部に対する批判みたいなことをおっしゃったんですよね。内容に関したら、それは別に個人が思うことやから、僕が言及することじゃない」と切り出した。

 菅が「上層部を批判するという行為をした場合に、フジテレビに出れなくなるっていうことが、あんまり僕はリンクしない」と話すと、宇治原も「吉本(興業)を批判したからといって、吉本から仕事がもらえなくなった人なんか、誰もいない。僕らもそうですし」とうなずいた。

 菅は「そのような発言をされるんやったら、その例をあげるべきやと思う。『私はこういうことを聞いたことがあります』とか『批判した場合に、この局を干された人がいて、聞いたことあります。見たことがあります』って」とコメント。「それがないままやるところがあるから、変な憶測をまた生んでるんじゃないかなと思う」と見解を明かした。

 菅は続けて「誤解を恐れずに言うと、いま、フジテレビが抱えてる問題って上からの圧力で何か起こったんじゃないかっていうことを言われてるわけやんか。それに近しい、リンクしたことを言うと、さもそれがあるかのようになってしまう。っていうのを危惧してる。それは分けないと。本当のものを僕は見たいから。真実が見えなくなってしまう」と話した。

 古市氏は同番組内で「フジに出られなくなってもいいから言うんですけど、フジサンケイグループ代表の日枝さんを中心とする経営陣が一回、全部どいてもらわないと、この問題は収束しないと思う」との意見を述べていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス