女優・いとうまい子（６０）が２１日、フジテレビ「めざまし８」にＶＴＲ出演し、４月から大学教授になる意気込みを語った。司会の谷原章介も「教授なんてすごいじゃないですか！」と驚きの異色な経歴が特集された。

　いとうは４５歳のときに「（支えてくれた人たちに）恩返しするすべを見つけられたら」と早稲田大学に入学。当初は予防医学を学んでいたが、ロボット工学に領域変えした。

　「ロボットでみなさんの健康をサポートするようなことに貢献できたらいい」と研究を続け、高齢者のスクワット運動を手助けするロボットを開発。現在も大学の研究所に所属しているという。

　今年４月から起業を目指す学生が通う専門職大学で講義を受け持つ。昨年もオファーを受けたが「私は人に何か教えられるような人間じゃない」と断ったと明かし「次の年も（オファーが）きたのでどうしようかなって考えて『誰もやっていないことを教えてもらって大丈夫です』ってことでそれならできるかなって（引き受けた）」と説明した。

　教えるのは「自分で自分の心をチューニングするためのスキルを身につける新たな学問」というヒューニング学。「『まいまい』って呼んでもらおうかな」と学生たちとの出会いを心待ちにしていた。