フジ解説委員「社員34年ぐらいやってますけど今回の事案は知らなかった」会見は社員も見られず
フジテレビの風間晋解説委員が20日、同局「めざまし8」で、中居正広の女性との問題について「ぼくもフジテレビ社員を34年ぐらいやってますけど、今回の事案に関して全然知らなかった」と述べた。
番組では、冒頭に谷原章介が「まずはこの問題をなかなかお伝えすることができず、申し訳ありませんでした」と謝罪してスタート。17日に行われたフジテレビの会見について時間を割いて伝えた。
コメンテーターの風間氏は「僕もフジテレビ社員を34年ぐらいやってますけど、今回の事案に関して全然知らなかった。つい最近まで報道がでるまで知らなかった」と述べた。
そして「社長の記者会見というのが放送されなかった、公表されなかったことにご批判ありますが、社員も見れてないわけです。社員も実は社長がどういう説明行っているか、後から報道などを通じて知ったという状況で、それはとても残念だった」ともコメント。
また、今回のトラブルが23年6月だったことにも言及し、「同じ年の3月にジャニーズ性加害問題でBBCが報道しているこの時期っていうのは、業界とテレビ局の関わり合い方っていうのが非常に大きな問題になっていた時期と一致している。それをテレビ局としてどう捉えていたのか」と疑問視。「確かにぼくらは検証番組を作って足りなかった部分を説明したが、ほぼ同じタイミングでこういう事案が起こっていた。それに対して対応がどうだったのか。無関心ではいられないし、今回の対応でどれだけ納得感を得られるのかは感じざるを得ない」とも述べていた。
