中山美穂さん元夫・辻仁成悼む「日記をお休みして、一日、祈っていた」 息子に寄り添い思いつづる
6日に都内の自宅浴室で死去しているのが発見された、女優で歌手の中山美穂さん(享年54)の死因が入浴中の不慮の事故によるものだったことが8日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。警視庁による検死の結果、事件性がないことが確認された。遺体はこの日午後、自宅に帰り妹で女優の中山忍(51)らが迎えた。後日、お別れの会が開かれる予定。また、中山さんの元夫の、作家でミュージシャン・辻仁成(65)が公式サイトで急逝した中山さんを悼んだ。
フランス在住の辻が、中山さんについて初めて言及した。
ブログの「フランスごはん日記」のコーナーを更新。「某月某日、不意の悲しい知らせがあり、昨日は日記をお休みして、一日、祈っていたのである」と中山さんの名前を出すことなく沈痛な思いをつづった。さらに「息子のことが心配なので、昨日はずっと息子君に寄り添っていたのだ」と、中山さんとの間に生まれた息子と中山さんを悼んだことを明かした。
中山さんと辻は2002年6月に結婚し、パリに移住。04年1月には長男が誕生した。14年7月には協議離婚が成立し、親権は辻に渡っていた。辻さんは現地での親子2人暮らしについて発信するなどしてきた。
投稿では衝撃の大きさを物語るように「だから、365日、一度も休んだことがなかった日記が書けなかった」と記し、「できれば、みなさん、息子も頑張っているので、そっとそっと、見守ってやって頂けると、まじで、父ちゃんは嬉しいのである。※よろしくお願いいたします」と配慮を求めた。
また、自身の母から伝えられたという言葉『ひとなり、辛い時は、じゃんじゃん炒めて、がんがん食べなさい』を実践すべく、「昨日は、たくさん話をしたあと、息子と食事をし、母がぼくに託したこの言葉を伝えたのでした」と明かした。
最後に「日々を丁寧に生きる。いろいろなことがあって、それでも、人生は続きます」と悲しみをこらえるように締めくくった。