４日に放送されたテレビ東京系「バスＶＳ鉄道乗り継ぎ対決旅　第２２弾」で、鉄道組にまさかのミスが起こった。

　今回の「バスＶＳ鉄道乗り継ぎ対決旅」は、九州熊本の阿蘇くまもと空港から大分の宇佐神宮を目指す旅。太川陽介率いるバスチームは、パリ五輪女子レスリング金メダルの鏡優翔と、俳優の久保田磨希。鉄道組は軍曹・村井美樹を筆頭に、ロンドン五輪バレー女子銅メダルの迫田さおり、俳優の高橋光臣が参戦した。

　ここまでは鉄道チームの１２勝（バス９勝）だが、前回は１年ぶりに太川率いるバスチームが勝利。なんとか連敗を阻止したい鉄道チームは序盤からタクシーを積極的に利用するなどして、なんとか先攻しようとする。

　そして事件は２日目に起こった。鉄道チームは大分駅につき、別府を目指す。電車の出発まで少し時間があったため、電車の前で写真を撮るなど余裕を見せていた。そしていざ電車に乗り込み普通なら１０分程度で別府に到着する予定だったが、なぜか着いた駅は別府ではなく向之原駅。「あれ？」となった村井はここで失敗に気付く。「久大本線に乗っちゃったんだ」。

　別府とは逆方向の電車が、同じ出発時刻だったことから「行き先を時間で見ちゃって間違って乗っちゃったんだ」と顔面蒼白。「対決旅始まって以来のミス」と頭を抱えた。

　もう一度、大分駅に戻り、別府に行かなければならず、大幅なタイムロス。村井は「なにやってんだ…」と後悔の言葉ばかりが口をついた。

　結果、この失敗が響き、８分差で鉄道組は敗戦。村井は「今回は本当に私が今までで一番大きいミスをしてしまった。二人は本当に頑張ってくれたんで」とガックリ。同じチームの迫田は涙を流し「いい大人がね、こんなに必死になるって、凄い素敵だなって…楽しかった」と振り返っていた。