東国原英夫 蓮舫氏の都知事選出馬会見に「ついに来た!」「面白くなります」と期待感

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が27日、コメンテーターを務めるTBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO! Smile~」に生出演。この日の放送中に立憲民主党の蓮舫参院議員が東京都知事選挙への出馬会見を行ったことに「面白くなりますね」と話した。

 東国原は蓮舫氏の立候補に「ついに来た!って感じですね。これまでずっとうわさはありましたから。候補にはなってましたから。やっと決断かと、これは面白くなりますね」とコメント。「面白くなると言うと、おしかりを受けるんですよ。君はけしからんとか、選挙を軽視してるとか言われるんですけど、僕の持論は『選挙は面白くなきゃいけない』。そうしないと関心が沸かない、投票率に結びつかないんですよ」と持論を展開した。

 その上で「ですから、こういう女性と女性の対決、その他も20人の候補者が出るというのは“乱立”と言われますけど、これだけ選択肢があるというのは都民にとって非常に幸運。幸せなことですよ。面白いと思います」と、7月7日投開票の東京都知事選挙への期待を示した。

 また東国原は、蓮舫氏が立候補に踏み切った理由を、26日の静岡県知事選や都議会議員目黒区選挙区補選、さらに4月の衆院東京15区補選でいずれも立憲民主党が勝利したことを挙げ「こういうのも、全部データに入ってると思います」と指摘。「緻密な計算をして、このタイミング、今しかないと思ったんだと思います」と推察した。

 CBCテレビの解説委員でジャーナリストの石塚元章氏も同様に「大変興味深いことは間違いない。与党・自民党に逆風が吹いている。自民党への逆風が蓮舫さんへの追い風になったんでしょうね」と分析。一方で、ライバルと目される小池百合子現知事の8年前の出馬時と比較し、「細かいニュアンスは違うかもしれないけど、8年前に小池百合子さんは同じようなことを言ってますよね。小池さんは自民と戦って『私は自民よりいい』と言って出られた。言ってみれば、似たようなニュアンス、私が都政を変えるぞという。8年たったら蓮舫さんが同じようなことを言ってるっていうのがとても興味深い」と語った。

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