小籔千豊 コヤソニ“終活”宣言 「残りわずかのコヤソニ人生」

 吉本新喜劇の小籔千豊が23日、大阪市内で会見し、自身が主宰する音楽と笑いの融合がテーマのフェス「KOYABU SONIC 2024」(9月14~16日・インテックス大阪)の開催を発表した。

 小籔がその人脈をフル活用し、今年も豪華出演陣が集結。EGO-WRAPPIN’、スチャダラパー、水曜日のカンパネラらアーティストに加え、千鳥、かまいたち、見取り図、中川家ら人気芸人が出演し、「門構えはださいけど、扱っている素材だけは一流店と変わらない」フェスを目指す。

 2008年から開催され、コロナ禍などで中断を挟み、昨年4年ぶりに復活した同フェス。小籔からは「こんな調子に乗ったイベントをいつまでやるのかな、という不安もある」と、ネガティブな言葉も飛び出した。

 これまでもアーティストや芸人たちに、「名誉でもなんでもないフェス」へ出演してもらうことへの負い目があったという。「(フェスが)終われば、やらせてもらえてよかった、と思うし、きっと今年もそう思う」としつつ、「どういうふうに終わりを迎えるのか、残りわずかのコヤソニ人生。参加して良かったな、と思って思えるようにやっていきたい」と、悔いを残さぬ“終活”を宣言していた。

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