日活ニューフェース同期・高橋英樹「逝ってしまうのはまだ!早いぜ!!」中尾彬さんの死に芸能界悲しみ

 バラエティー番組やCMへの出演などでも人気を博した俳優の中尾彬さんが、16日に心不全のため81歳で死去していたことが22日、分かった。所属事務所「古舘プロジェクト」が発表した。葬儀・告別式は妻で女優の池波志乃(69)ら近親者で営まれたという。

 数々の作品で存在感を示してきた中尾さんの突然の訃報を受け、芸能界にも悲しみが広がり、追悼の思いが広がった。

 日活ニューフェースの同期で俳優の高橋英樹(80)は22日、自身のブログを更新し「本当に突然のことで大変!大変!驚いています」と、感情をあらわにした。

 昨年のワールド・ベースボール・クラシックで日本が世界一に輝いた3月22日、2人で雑誌の対談を行っていたことを明かし、「とても盛り上がった時間でした」と述懐。「日活の入社も同期。奥さん同士とも共演しあって心は近い存在でした。長く長く付き合いたかったなあ!逝ってしまうのはまだ!早いぜ!!寂しくて涙もでないよ」と、悲しみをあらわにした。

 中尾さんが所属する「古舘プロジェクト」の古舘伊知郎は、22日のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演。「ちょっと心臓が弱いとも言ってたんですけども、普通に仕事されたり、病院に行かれたりしていたんで…」と、中尾さんの近況を語り、「横になりながら、志乃さんと緩やかにお話をしながらスーッと旅立たれたと聞きました」と、最期の様子も明かした。

 中尾さんが出演した、映画「アウトレイジ ビヨンド」や「龍三と七人の子分達たち」でメガホンを取った北野武監督(77)は「また一人、いい役者がいなくなった。大変ショックです」と、短く悲しみをつづった。

 1998年のドラマ「GTO」で共演した反町隆史(50)は「26年前の『GTO』で初めて共演したときは演技を超えた存在感に圧倒され、役とは違う柔らかな笑顔に魅了されていました」と、懐かしんだ。

 中尾さんは、反町演じる型破りな教師・鬼塚を目の敵とする内山田教頭を演じ人気を博した。今年4月には同ドラマが26年ぶりに復活。反町は「『GTOリバイバル』の撮影で鬼塚を演じているときには、いつも中尾さんの内山田が頭の中にいました」と、存在の大きさを明かした。

 2019年の映画「翔んで埼玉」で共演したGACKT(50)は、自身のXを更新。「現場で会うとギロっと睨み、そしてニコッと微笑むお茶目な人だった。本当に素敵な人が亡くなったことに心が痛む」と、中尾さんの人柄を明かしつつ、故人をしのんだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス