俳優・舘ひろし（７４）と柴田恭兵（７２）が３日、横浜市内で行われた「ザよこはまパレード」に参加し、映画「帰ってきた　あぶない刑事」（２４日公開）をＰＲした。オープンカーに乗った２人は沿道のファンに手を振り、ピストルの構えをするなどしてファンサービス。集まった３８万人のファンを熱狂させた。

　今作は横浜港署を退職した舘演じるタカと柴田演じるユージが「Ｔ＆Ｙ探偵事務所」を立ち上げ、横浜を舞台にアクションが繰り広げられる。この日は“地元凱旋”となり、大声援を受けた。

　パレード後、象の鼻防波堤で行われたレッドカーペットイベントでは共演の仲村トオル、浅野温子とともに登場。舘は「あぶない刑事が横浜に帰って参りました！。本当に温かい出迎えをしていただき、言葉になりません」とあいさつすると、会場の２００人のファンから「お帰り～！」と声が飛んだ。１６年の「さらば　あぶない刑事」以来、８年ぶりの復活。柴田は「タカもユージもずいぶん年を取りましたが、みんなが応援してくれてうれしかった。横浜大好きです」と感謝した。

　２人で１４６歳。銃撃、格闘シーンなどロケでは活発に動き回った柴田は「日本の役者でたぶん、僕が横浜の街を（一番）走り回った俳優だと思います」と笑顔。作品についても「とても素敵な、格好良くて１２０点満点だと思っています」と手応えを明かした。

　その後、同作の完成披露舞台あいさつも行われ、女優の西野七瀬も登壇した。俳優・山田裕貴との結婚発表後、初の公の場に。黒のドレスで舞台に上がり「お久しぶりなので私も結構、緊張しているんですけど、貴重な時間を皆さんと楽しめたら」とあいさつし、拍手を受けていた。