朝ドラ「オードリー」母親壮絶ケンカの影で…心のオアシス君ちゃん退場、美月もネットも涙

 00年に放送されたNHK連続テレビ小説「オードリー」が29日、NHKBSで再放送された。この日はついに実母・愛子(賀来千香子)と養母・滝乃(大竹しのぶ)が美月(大橋梓)を巡って大げんか。さらに美月にとって心の支えだった君江(藤山直美)が椿屋を出て行くことになり、初見視聴者からは悲鳴が上がった。

 この日の「オードリー」は、滝乃がついに佐々木家へ美月を養女にくれと言い出す。もちろん愛子は激怒し真っ向拒否。今まで自分の娘である美月が、隣の滝乃のもとで暮らしていたことが「異常だった」とようやく気づき、今後は自分の手元で育てると宣言すると、滝乃も泣き出し「私だって美月ちゃんを育ててきた」「母親として学校にいきたい」「美月ちゃんを養女にすれば、椿屋の財産は全部譲れる」などと言い張る。

 愛子の夫で、滝乃の元恋人である春夫(段田安則)は、11歳の美月には決められないから20歳になったら決めさせれば?などと呑気にいい、滝乃は「そんなに待てない!」などとぶ然。美月はこの大げんかを隣の部屋で全部聞いており、大人たちがケンカしている部屋にやってくる。慌てた大人はケンカをやめ、滝乃は泣きながら自宅に戻る。

 傷ついた美月は、こっそり君江に会いに行くと、君江は荷物をまとめて出て行くところだった。美月を撮影所に連れて行ったことを滝乃に怒られ、椿屋を出て行くことになったのだ。これを知った美月は大ショック。「いかないで」と泣きつくも、君江は「お嬢さんと私は住む星が違う」「私みたいなアホと遊んでいたら幸せになれへん」と泣きながら伝える。そして君江は椿屋を後にする。

 2人の母に挟まれ、困惑する人生を送っていた美月にとって、君江は唯一の心を許せる人物だった。美月が夢中になった撮影所に連れて行ってくれたのも君江だった。

 それは視聴者にとっても同じ。ついに君江が退場したことで「君ちゃんがいて本当に良かったよ、月曜から泣けた」「え?君ちゃん退場なの?くっそ~、滝乃許すまじ」「君ちゃん。みんな応援してるよ!」「君ちゃんの演技が凄い」「きみちゃん行かないで!」など、君江退場を惜しむ声が殺到していた。

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