「こんな絵悲しすぎる…」足錠外される水原一平容疑者の姿 米メディアが法廷画公開 虚ろな表情、視線さまよう NHKは「目に見えてやつれているとか変わった印象はなかった」

 米ドジャース大谷翔平選手の元通訳水原一平容疑者が、日本時間13日朝に米国で連邦地裁に出廷した。スポーツサイト「ジ・アスレチック」など米メディアによると、水原容疑者は法廷内では、黒スーツに白シャツ姿。足首に足錠がかけられていた。

 また、米「TMZ」の制作総指揮を担うマイケル・バブコック氏は自身のXで、足の鉄錠を外す際の水原容疑者の様子を描写した法廷画を公開。そこには虚ろな表情で椅子に座る水原容疑者が描かれており、TMZは「水原一平は足首に足かせを付けて出廷したが、公聴会が始まるにつれて最終的に鎖は外された」と報じた。コメント欄では「こんな絵悲しすぎる」と、悲痛な声も寄せられていた。

 日本のNHK「サタデーウオッチ9」では廷内で取材した記者が登場。水原容疑者の様子について「最初に見る限りは1ケ月半前にキャンプで見た時と変わらないというのが率直な印象。目に見えてやつれているとか、すごく変わった印象はなかった」と、語った。

 保釈保証金2万5千ドル(約380万円)が設定され、水原容疑者は保釈された。パスポートの提出、大谷との接触禁止、ギャンブル依存症治療などが保釈条件となった。

 その後、水原容疑者の弁護士が1人で裁判所から出てきて、まもなく保釈されると述べたが、水原容疑者がカメラの前で会見することはなかった。同容疑者はパスポートの引き渡しを命じられ、ギャンブルやカジノへの入場を禁じられた。また、大谷投手とは接触しないよう指示された。

 また、アウデロ判事はギャンブル依存症プログラムに参加するよう命じた。同容疑者のフリードマン弁護士は声明で「法的手続きに協力し続けており、この事件をすみやかに解決するために政府との合意に達することを期待している」と述べた。水原容疑者は「大谷投手、ドジャース、MLB、彼の家族に謝罪したい」と意向を示したという。

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