元乃木坂46山崎怜奈 過去の栄光に依存せず前を向く 「元」が付かなくなってからが本番

 元乃木坂46でタレントの山崎怜奈が6日、週替わりでの「パートナー」を務める日本テレビ系情報番組「ウェークアップ」(土曜、前8・00)に出演。「過去の栄光に委ねず前を向いて」と思いを口にした。

 番組では、新たにパートナーに就任した山崎の特集を放送。中学、高校時代や乃木坂46時代の“恩師”との対談を紹介した。山崎は中・高では都内の名門私立校で成績トップを取り続け、奨学金を受けていたほど。中学3年時に乃木坂46に加入しても成績を落とさず、慶大に進学した。

 乃木坂46が所属しているソニー・ミュージックレーベルズで運営統括を務める執行役員・今野芳雄氏と対談した山崎は「グループの中で、それほど目立つ人間ではなかった」と当時を回顧。乃木坂では一度も表題曲の選抜メンバーにはなれなかっただけに、「アイドルとしての活躍で、ファンの方が望む形はなかなかかなえてあげられなかったっていうのが今でも心残り」と明かした。

 今野氏は山崎を「アイドルとしては全く不向きな人でしたから」と論評。「周りのメンバーともそんなにコミュニケーションうまく取る子でもなかった」としつつ、「自分の探究心っていうのはすごいある子だったんで、このエネルギーがプラスのところに行ってくれると、どこかで化ける時が来るよね…って思いながらも、多分アイドル時代は結構、しんどかったと思います」と話した。

 さらに「高校野球で甲子園連続出場する『乃木坂高校』のベンチをずっと温めていたんだけど、今やプロ野球で大活躍してるっていうのが今の山崎さんですよね」と評価。「単純に、いろんな世代の人たちに、日本の若い子たちって結構すごいぜっていうのをプレゼンテーションしてほしい」と期待を示した。

 山崎は現状について「メディアに出ると『元乃木坂の』みたいな紹介のされ方をされることがすごく多い」とし、「それをここで一回、脱皮しときたいなというか、そことはある程度乖離した人間でありたいなって思ってて」と本音を吐露。「『元』って付けられなくなってからが、ちゃんと人として認められている瞬間なのかなって思ってる」と持論を展開した。

 その上で「過去に依存しすぎず、そこの栄光に自分の身を委ねすぎずに、常に前を向いてどんどん自分の未来も築きあげていきたいなと思っていますね」と力強く宣言した。

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