テレビ東京「じっくり聞いタロウ」が４日、放送。大手芸能プロダクション所属のアイドルから、新宿歌舞伎町の高級ラグジュアリークラブ嬢に転身した女性が登場した。

　番組では「国民的アイドルグループを多数輩出する大手事務所所属」で「中１からアイドルをやっていた」と紹介されたのは、あんさん（２１）。ゲスト出演していた女優の二瓶有加はスタジオで対面すると、ピンと来た様子で、思わず「会ったことある？」と質問した。

　佐久間宣行氏のＹｏｕＴｕｂｅでブレーク中の二瓶は、かつてモーニング娘。らが所属する事務所で、アイドルグループＰＩＮＫ　ＣＲＥＳ．として活動していた経歴がある。対面経験を問われ、うなずくあんさんに「前にいた事務所が同じで、なんでここにいるの？」と驚いた。

　あんさんは、藤田ニコルにあこがれて、小学校から読者モデルとして活動。中１でオーディションに合格し、アイドルの道へ。しかし、成功をつかめず、周りからの期待に応えられない。「ずっと苦しい感覚で、学校ででは休み時間も寝てるフリしてるけど、泣いていた」と苦しかった日々を振り返った。

　プレッシャーに耐えられず、高２でアイドルを卒業。高校卒業後は父の葬儀店を手伝っていたが、その年夏に父が新型コロナウイルスのため５１歳で突然の他界。アルバイトで勤め始めた焼き肉店で、お酒が好きなことに気付き、クラブ勤めを始めたという。

　現在も実家は裕福で、超がつくお嬢様。クレジットカードはブラックで、母の口座から引き落とし。持っていたＤＩＯＲのハンドバッグは「お母さんのプレゼント」で７０万円。赤いベンツは「父からのプレゼント」と語り、ＭＣのネプチューン名倉潤は「甘やかしちゃダメよ～」と注意をしていた。