女優の本田翼（３１）が２４日スタートのフジテレビ系ドラマ「ブルーモーメント」（水曜、後１０・００）に出演することが３１日、分かった。主演・山下智久（３８）の最愛の婚約者役で、物語のキーマンを演じる。山下とは連ドラ初共演となる。

　小沢かな氏の同名漫画が原作。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、主人公で気象研究員・晴原柑九朗（山下）を始めとしたＳＤＭ（特別災害対策本部）のメンバーが知恵と知識を駆使し、命がけで救助に立ち向かう奮闘を描く。

　本田が演じるのは、晴原の亡き婚約者で気象学研究官・園部灯。特命担当大臣（防災担当）の一人娘で気象学に精通している立場ながら、なぜ亡くなったのかが今作の最大の謎だ。災害現場で奮闘する晴原を突き動かすキーマンとなる。

　プロデュースを手がける高田雄貴氏は「ブルーモーメントは、原作も連続ドラマも“大きな愛の物語”だと思っています。その要が園部灯というキャラクター」と分析した上で、「太陽のような笑顔と見る人の心を明るくするお芝居はもちろんですが、本田さんご自身も幅広く活躍され新しい道を開拓されている力強さも灯のイメージにピッタリ」と起用理由を明かした。

　本田は「灯は晴原にとって“光”のような存在で全ての原動力になっています。この作品のシリアスでありながらどこか温かい面を、灯を通して表現できたら。灯の“真実”が明かされた時、皆さんがどう感じられるのかいまからドキドキしています」とコメント。１１年の俳優デビュー以来、１４年連続で地上派ドラマに出演する売れっ子の本田がどのようにキーマンを演じていくのか。注目が集まる。