大谷の会見発言 英訳されなかった一文、4カ国語が話せる吉本女性芸人が指摘 質疑応答なしへの海外批判「もしかしたら」

 30日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」では、米ドジャース大谷翔平選手の元通訳水原一平氏の違法賭博疑惑を取り上げた。26日に大谷が行った会見では、事前作成のペーパーもあったかもしれないが、ウィル・アイアトン通訳が大谷の発言をメモして忠実に訳していたと話題になった。

 出演したカナダ育ちで英語、仏語、中国語も話せる吉本新喜劇の曽麻綾は、一方で質疑応答が行われなかったことに、米メディアなどに厳しい意見があるとしたうえで、大谷の発言で英訳されなかった一文があると指摘した。

 「全部12分、見たんですけど」として、最後に大谷が「シーズンに向けてまたスタートしたいですし、きょうまずお話しできて良かったなと思ってます」と述べた後に、「これが今お話しできる全てなので質疑応答はしませんが」と発言した部分の訳が見当たらず、ラストの「これからさらに(調査が)進んでいくと思います」に続いていると指摘した。

 「これが全てじゃないんですけど。伝えないといけないことは伝わってはいる」としたうえで、「その英文があったら、もしかしたら、いま大谷さんがこれ以上提示できることがないから、質疑応答しないんですよと」とより海外メディアにも強調されたのではないかとの見方を語った。

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