宝塚 花組トップ娘役・星風まどかが本拠地に別れ「柚香光さんも、皆さんも大好きでーす」
5月に退団する宝塚歌劇花組トップスター・柚香光とトップ娘役の星風まどかが24日、兵庫・宝塚大劇場で「アルカンシェル」の千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。
男役の正装である黒燕尾で最後の大階段を降りてきた柚香は「この15年、ただひたすらに走って、青春の全てを捧げてきました」とあいさつした。
宙組トップ娘役として、真風涼帆の相手役を務めたあと、組替えして柚香と組み、ゴールデンコンビとして、活躍した星風。「10年前この場所から、私の舞台人としての人生がスタートしました。基礎を一から教えて下さった真風さんをはじめとする宙組の皆さん」と振り返った。「そして柚香光さんと出会わせてくれたこと、私の人生大切な宝物。どんなときもつないだ手を離さず、光を照らし続けてくれて、感謝の思いでいっぱいです」と最大級の感謝を送っていた。そして「柚香さんとご一緒に卒業させていただけるこことが幸せです」ととびっきりの笑顔を見せていた。そして柚香と2人で最後に舞台に登場すると「柚香さんも、皆さんも大好きでーす」と叫んでいた。
また人気スターの帆純まひろは「これからも宝塚が続く限り、帰ってくる場所があると思えます」とあいさつしていた。
東京宝塚劇場は4月14日~5月26日。