有働由美子 40歳から不妊治療3年間「無力感、失敗感」で泣いた 「あさイチ」担当時に注射を

 有働由美子アナウンサー
 自然への思いを語った福山雅治(右)と有働由美子アナウンサー(2011年11月撮影)
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 フリーアナウンサー・有働由美子(55)が23日、MBSで放送されたトーク番組「おしゃべり小料理ゆみこ」に出演。自身の不妊治療について語った。

 NHKで「あさイチ」を担当していた40歳のころ、体調不良で病院に行ったところ、医師から、子どもを望むなら、「今すぐ仕事辞めないと、子ども産めなくなるよ」と言われたという有働。NHKの看板アナとして激務をこなしながら、「3年ぐらい、相手もおらへんのに、不妊治療行って。注射打って。毎日大変やのに」と振り返った。

 不妊治療では、自身で皮下注射を打つが「何、注射に1時間かけてんねん、って思いながら」続けたという。しかし、うまくいかず、「こんだけやって、こんなにいろいろお願いしてんのにダメなん…、あの時の人生の無力感というか、失敗感というか、すごかった」と打ち明けた。

 医師からは「仕事を辞めてゆっくりしたらできるかも」と助言されたが、仕事を続けることを選んだ。仕事で自分の代わりはいくらでもいるが、「自分の子どもは自分しかあかんかったのに…。それをちゃんと計画もせんと、やってもうた、っていうので、めっちゃお風呂とか入って、泣いて出てこられへん。みたいになったことありました」と不妊治療を振り返っていた。

 有働は18年3月でNHKを退局。フリーに転身した。

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