ドジャース・大谷翔平の通訳の水原一平氏が解雇されたというショッキングなニュースが２１日朝に飛び込んできた。これにより大谷ＶＳダルビッシュの対決を大きく報じようとしていたテレビ各局の情報番組は、この問題も大きく取り上げた。

　テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」では、木曜レギュラーの弁護士・結城東輝氏が米国の報道に目を通した上で「ドジャースが解雇したのは連邦捜査の対象になっている大規模な違法賭博に関わっているんじゃないかということが述べられています」「窃盗か横領かというのはあるが、何らかの形で使い込んで違法賭博に関わったんじゃないかと（書かれている）」などと解説。ドジャースの開幕戦のために出演した長嶋一茂も「僕らがショックを受ける以上に、大谷選手本人がね。家族ぐるみで水原君とは付き合っていたと思うし、長年の信頼感があったと思う。信頼感を含めて大谷選手の今後のパフォーマンスに影響がでないか、心配でしょうがない」と述べた。

　フジテレビ系「めざまし８」でも、冒頭、９時台と、情報が入るたびに今回の問題を細かく取り上げた。ＭＣの谷原章介は、前日のドジャースの開幕戦で「大谷さんが活躍した後、大谷さんのインタビューを受ける姿、隣で対応している姿、あれが最後の映像になるとは思いもしなかった」とショックがありあり。水原氏が違法賭博に手を染めたという報道もあり「合法にやればいいのになぜ」と沈痛。「絶対に考えたくないが、大谷さんのそばにいるわけじゃないですか。大谷さんの成績とかに賭けていたとしたら、もの凄く失礼」などと語った。

　日本テレビ系「ＤａｙＤａｙ．」でも、開幕戦の熱狂を伝えた後に、水原氏解雇を報じた。コメンテーターの元サッカー日本代表・槙野智章氏は「これまでの大谷選手の活躍は通訳のお陰ってところもあると思いますし、家族より過ごす時間が長いですから、非常にショッキングなニュース。うーん…。でも相当な金額が動いているってニュースですから、どこまで事実かわからないですけど、今後の大谷さんのプレーに影響するのは間違いないですし、早く信頼できる通訳さんを横に置くべきなのかなと思う」とコメント。武田真一アナも「昨日まで一緒に戦ってたのに、いきなり解雇って」と驚いていた。