橋下徹氏、PTAは「有償化に」 「専業主婦の皆さんの負担前提、今はそんな時代じゃない」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が20日、関西テレビ系「旬感LIVE とれたてっ!」で、現代のPTA活動については「有償にすべき」との考えを述べた。

 この日は「現代のPTAのあり方」をテーマにトーク。共働き世代が増え、親のPTA活動に対する負担も増えてきたことから、非会員となる人もいることなどを紹介。

 これに7人の子を持つ橋下氏は「これまでのPTAの皆さんの活動には敬意を表するんですけど、戦後の昭和時代にお父さんが働いて、お母さんが家の中をやって子がいる、その家庭をモデルにしてたんです。専業主婦の皆さんに負担してもらうのが前提になっていたが、今の時代はそういう時代じゃない」と指摘。

 また「専業主婦の皆さんの家事労働分を今までは無償と考えていたわけでしょ?それは違う、家事労働分にも対価をみないといけない流れになっているから、PTAは変えて有償化にすべき」と訴えた。

 有償化のためには親から一律でお金をもらう、税金を使うなどの方法があるが「やってもらう人にはお金を渡す、という風に変えていかないといけない」とPTAの作業をしてくれる人には基本的にお金を支払うべきとし「有償化にすれば必要なものだけをやろうとなる」と無駄な仕事の仕分けになるとも語っていた。

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