五代目林家小染さん死去 61歳、持病の悪化で 体調崩しつつ、闘病しながらも2月末まで高座

 林家小染さん(吉本興業提供)
 亡くなった林家小染さん(吉本興業提供)
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 落語家・五代目林家小染(本名上村政二=かみむら・せいじ)さんが9日に大阪市内で死去していたことが11日、分かった。所属の吉本興業が公表した。61歳。「持病の悪化」としており、病名は公表していない。告別式は14日の午前10時から大阪市西区北堀江3の7の27「あみだ池和光殿」で営まれる。喪主は長男で弟子の林家染八。

 近年は体調を崩し、闘病しながら高座をつとめていた。2月28日の京都での公演が最後の高座となった。古い大阪弁を駆使した先代譲りの柔らかい語り口が特徴で「くっしゃみ講釈」「尻餅」「試し酒」「酔い亭主」を十八番としていた。

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