杉村太蔵も呆れる「僕は料亭行きたいと言っただけで謝罪会見」 口移しでチップ渡す“不適切な会合”の自民党に「緊張感ない」

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵が10日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。「緊張感ない」古巣の自民党に呆れてみせた。

 番組では、自民党の若手議員が昨年11月に和歌山県で行った懇親会で“不適切な会合”について特集。懇親会には、露出の多い衣装を着た複数の女性ダンサーが登場し、参加者が口移しでチップを渡す場面もあったことを報じた。

 杉村は「参っちゃいますよね」と呆れた顔を見せると、懇親会に先立って行われた会合でまとめられた党への申し入れについて指摘。「『信頼回復に向けた態勢の構築がとにかく重要』だと。『国会議員だけでなく地方組織、党員、党友が一致団結して取り組みの態勢の構築を速やかにやることが重要』だと。これはさっきの下着のパーティーの会合で出た案がここに出てるっていうことですから。どうしようもないっていうかね。厳しいものがあります」と申し入れの内容と、その後の乱痴気騒ぎのあまりの落差を指摘した。

 さらに「緊張感ないですよね」と話すと、「僕は『料亭行ってみたい』と言っただけで、全国民の前で謝罪会見ですよ」と現職時だった当時の自民党との違いを説明。「当時の小泉さんとか怖かったんですよ、武部さんとか。やっぱり国民に、違法な行為ではないけれども、不信感を招く行為は絶対にやってはいけない、とたたき込まれたんですよ。そういうのが今ないなっていう気がしますね」と突き放した。

 杉村は2005年の総選挙で自民党から出馬して当選。その際に「料亭に行きたい」と発言して大バッシング浴び、当時の小泉純一郎首相や武部勤幹事長ら党幹部を激怒させた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス