宝塚音楽学校 卒業式で騒動言及「昨年秋に痛ましいことが起き、ご迷惑をおかけした」

 タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校110期生卒業式が1日、兵庫県宝塚市の同校で行われた。首席の田良結芽さんが「清く正しく美しくの教えを心に、誇り高き宝塚歌劇団の生徒として精進して参ります」と決意を語り、2年間、舞台に必要な技術の研さんを積んだ39人が巣立った。

 宝塚歌劇団と音楽学校の理事長兼務の村上浩爾氏は「昨年秋に痛ましいことが起き、ご迷惑をおかけした」と昨年9月の劇団員急死に言及。「改善、改革を進め、時代に合わないことや、組織風土を見直していきたい」と語り内部通報窓口を設置したことも明かすなど異例の祝辞となった。

 110期生は3月30日開幕の宝塚大劇場月組公演(~5月12日)で初舞台を踏む。

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