渡辺謙 役作りで7キロ減 余命宣告を受けたがん患者演じる W主演の妻夫木聡「僕の財産」

 ドラマ「生きとし生けるもの」W主演の妻夫木聡(左)と渡辺謙 Ⓒテレビ東京
 「生きとし生けるもの」に出演した渡辺謙【©テレビ東京】
 「生きとし生けるもの」に出演する妻夫木聡【©テレビ東京】
3枚

 俳優の渡辺謙(64)と妻夫木聡(43)がテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」(5月6日。月曜、後8・00)にW主演することが28日、分かった。脚本家・北川悦吏子氏による患者と医師のヒューマンドラマ。人は何のために生き、何を残すのかの答えを求め、各地を巡る旅に出る2人を描く。

 余命宣告を受けたがん患者・成瀬翔を演じる渡辺は、出演依頼を一度は固辞したという。過去には急性骨髄性白血病を患った経験もある。本当に苦しむ患者の気持ちはドラマでは描けないと感じていたが、数回のメールのやりとりによって出演を決意した。

 「北川さんは独特の死生観を持たれていた。彼女の感じてきた『生きること』『死に向かうこと』それを演じてみたいと思った」。役作りのために7キロ減量し、難役に挑んだ。

 テレ東ドラマ初出演となる妻夫木は、TBS系「オレンジデイズ」以来20年ぶりの北川氏作品への出演。人生に悩む内科医・佐倉陸を演じ、抗がん剤治療にうんざりした成瀬とキャンプや、バイク旅などに出かける。

 役を通じて渡辺と密な時間を過ごしたといい「謙さんがいなければ、僕は陸になることはできなかった。役としてだけでなく、常に僕と向き合って一緒に戦ってくれた。一緒に旅をできたことは僕の財産になりました」と感謝を口にしている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス