茂木健一郎氏「日本のお笑い芸人で鋭利な刃物のようなシャープさを感じさせる人は皆無」松本人志のお笑いは「違う」批判的お笑い論

 脳科学者の茂木健一郎氏が19日、X(旧ツイッター)を新規投稿。「日本のお笑い芸人で、鋭利な刃物のようなシャープさを感じさせる人は皆無かも。それがこの国の不幸」と日本のお笑い界を批判した。さらには「日本のお笑いは、羊たちの沈黙」というポストも行った。

 茂木氏は、女性問題を週刊文春に報じられたダウンタウン松本人志について、17日に「ぼくは松本人志さんやダウンタウンのお笑いは違うと思っていますが、こういう形で松本さんが表舞台から去ることは予想していませんでしたし、望んでいませんでした。」と記載した。

 また18日には「東京のテレビ、視聴者に吉本の笑いが受け入れられた経緯には、ストリート系、関西の文化に対する寛容が『政治的に正しい』という意識もあったように思う。一方で、現場の東京の演芸関係者からは、本音の部分では反発の声も聞く。笑いの文化は東西で違う。吉本一辺倒は見直される時期に来ている。」と構造的な問題も指摘した。

 これまでも、日本のお笑いについて批判的な言説を繰り広げ、ネットでは賛否を生んでいる。

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