橋下徹「#確定申告ボイコット」拡散で「国民は怒ってる」 すでに政治家は「軽蔑」対象とも

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が19日、フジテレビ系「めざまし8」で、自民党の裏金問題で「#確定申告ボイコット」というタグがネットで拡散されていることに「国民は政治家の姿を見て軽蔑している」「感覚が狂いすぎている」と断じた。

 この日は自民党裏金問題を特集。使途不明金もある中、いわゆる“裏金”には課税されないことに、国民は激怒。奇しくも確定申告シーズンであることから、岸田総理の「それぞれ納税者に法令に則って適切に申告・納税を」という言葉に、ネットでは「#確定申告ボイコット」という言葉が拡散されるほどで、番組でもネットの怒りの声も紹介した。

 これに橋下氏は「国民は怒ってますよ」とあきれ果て「政治家って、怖れられたり、嫌われても、それはいいと。絶対やっちゃいけないこと、イタリアのマキャベリが君主論の中で言っているが『軽蔑されたら終わりだ』と。今、国民はバッジを見て、政治家の姿を見て軽蔑になってますよ」とコメントだ。

 政治家が軽蔑されている今「こうなったら統治不全。民主国家で唯一国民を統治するのは、政治家が信頼されているから。これだけ不信感が募ったら政治家の言うこと、聞かないですよ」とも述べた。

 もちろん確定申告は国のルールであるため実際にボイコットはできないが「であれば、政治家も絶対にやらないといけない。非課税で、巨額の何千万というお金を自由自在に使いすぎて感覚がくるってますよ」と怒りをにじませていた。

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