「家康」阿茶・松本若菜 こだわった老けメイク、カットされた思い出場面明かす「こんなにリアルに」驚きの声

 女優・松本若菜が20日、SNSを更新。17日に最終回(第48話)を迎えたNHK大河ドラマ「どうする家康」の出演者、松本潤、松山ケンイチらと撮影したクランクアップの記念写真を公開した。松本は家康を支える側室、阿茶局役で、37話からの登場だった。

 「阿茶局はファンの多い女性です。才覚もあり武にも秀でいて 側室でもありながら側近でもある 家康に戦に同行することを認められた女性。彼女もまた幾度も辛い経験をしています。今回のどうする家康では描かれていませんが そういったバックボーンも含めて役の厚みを持たせたいと思いながら演じていました」と阿茶局役に込めた思いを告白。視聴者、共演者。スタッフに感謝をつづった。

 最終回では、死を目前にした家康の老けメークも話題になったが、「みなさんと一緒に作り上げた阿茶は家康亡き後も秀忠の後継人を任せられ、その後もまだまだ色々なことを成し遂げます。なので、最終回もおばあちゃんにしすぎるのはやめようと話し合いました」と説明。「ただ、手をどうしても老けさせたくてお願いしました」と手だけは、家康と同じように老けメークを施してもらったという。

 「私はこの手が大好きです。家康の最後を看取ったうちの一人。ドラマの中での正信のように最期、家康と手を重ねたかもしれません。この手で安寧を願い続けた家康の想いを引き継ぐべくこの後も21年生き続けます。阿茶として生きれて光栄でした。そして、殿。本当にお疲れ様でした」とつづった。

 本編ではカットされていたが、家康(松本潤)の「両頬ビンタ」をする場面も撮影し、「テストも入れて多分5回はパチンとしました」とも明かした。

 コメント欄には「手の老け加減、すごいと思いました!」「凄い作り込みですねえ」「手のメイク誰かの手と思ってました 今はこんなにリアルに出来るんですね」と老けメイクに驚きの声が続々。「両頬ビンタ!見たかった」「かっこよくて可愛い阿茶をありがとうございました」「聡明で勇ましい阿茶局を凛として演じておられた姿に感動」「最後の最後まで、凛として美しくカッコよかったです(中略)歳を重ねた手、殿の手と共に素敵でした」など感動の声も多数寄せられている。

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