YouTuber・カルマの“第2フェーズ”16歳で上京 10年がかりで得た俳優業

 俳優業へと駒を進めたカルマ(撮影・吉澤敬太)
 役者業へと駒を進めたカルマ(撮影・吉澤敬太)
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 チャンネル登録者数180万人を誇るYouTuberのカルマ(27)が、10年がかりで俳優業という“第2フェーズ”へ駒を進めた。5月に俳優デビューを果たし、現在はテレビ東京系「推しが上司になりまして」(水曜、深夜0・30)で連続ドラマ初レギュラーを務めている。

 幼少期から芸能界に憧れ、16歳で上京。オーディションを受けまくったが現実は厳しかった。行き詰まった末に「1分間の自己PRで俺の良さは伝わらない」と考え、YouTubeで自らを発信することを決意。思惑通りにチャンネル登録者が爆伸し、“迷走期”を打破した。

 動画配信で得た知名度を味方に俳優デビュー。1年間レッスンを受け、カメラ前で見せた演技に反響があった。「カメラ2台体制で撮っていて、監督はここを使いたいんだろうなという気持ちが分かる。動画は自分で撮って編集をしていたので、一つ物差しがある。演技に関して自信をもってできる要素の一つ」と胸を張る。

 見られる立場として自己研究を怠らない。「家にある等身大の鏡は普通1枚だと思うけど、2枚あります。ドラマに出る時もお芝居がどうだったかを確認したい。モニターの映像を見させてもらっている」。演技に妥協せず、「役者というものを軸にマルチにやっていきたい」と、夢を実現していく。

 ◇カルマ 1996年生まれ、福岡県出身。16歳の頃に上京し、エキストラの下積みを経験。21歳の時にYouTubeで動画投稿を開始し、1年で登録者数が100万人を突破。現在はエイベックス所属。今年5月、テレビ朝日系ドラマ「波よ聞いてくれ」の6話で俳優デビュー。

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