松尾潔氏「意図せず見届けたリレーの最終走者にならないと」悲しみと憎しみの「連鎖」に言及

 音楽プロデューサーの松尾潔氏が30日、都内で行われた映画「TILL」トークイベントに出席した。

 松尾氏は、黒ぶちメガネにグレーのスーツ姿で登場。黒人差別の歴史とブラックミュージックをテーマに、ライターの&ISO氏と語り合った。

 今作は1955年に起きた黒人少年殺害事件を基に映画化されており、松尾氏は「我々は似たようなことを起こしちゃいけないんですよ。目を背けちゃいけない。なかったことにするんじゃなくて、起こったことをきっちり認識して、じゃあそこから何を学ぶのか」と力説。「過去に起こったことは仕方ない、過去は変えられないけど、過去の意味を変えるのはできるんじゃないかと、この映画はそれを言いたいんじゃないかなと」と熱弁した。

 また、イベント終盤でのあいさつでは「悲しみとか憎しみとかが連鎖していく、憎しみのリレーがある。今僕らが生きているこの瞬間にリレーが続いてるのかもしれないけど、昔からあるからって見過ごしたりするんじゃなく、自分は意図せず見届けたリレーがあるのなら、最終走者になる気概で、今までの歴史を受け止めなければいけない。そして、新たなリレーの起点となるような行動が取れるといいですね」とも。自身の信念を口にした。

 松尾氏は今夏、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)創業者による性加害問題への言及を巡り、シンガーソング・ライターの山下達郎が所属するスマイル・カンパニーと契約解除となるなど話題となっていた。

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