松尾潔氏 フジテレビの旧ジャニーズ検証番組「お見事」と皮肉「セリフ棒読み」指摘

 音楽プロデューサーの松尾潔氏が21日、フジテレビについて「制度疲労をきたしている」とコメントした。同日、フジテレビは特別番組「週刊フジテレビ批評 特別版 旧ジャニーズ事務所の性加害問題と“メディアの沈黙”」を放送した。

 松尾氏はリアルタイムで番組を視聴していたとみられる。放送終了の約30分後にX(旧ツイッター)を更新し「特別版。社員たちは失言防止に気を遣うあまり、生徒全員がリレーでセリフ棒読みの卒業式のごとき図に。」とコメント。MCを務めた同局の渡辺和洋アナウンサーと新美有加アナウンサー、報道局長・渡邉奈都子氏、情報制作局長・大野貢氏、編成制作局長の立松嗣章氏らの発言の堅さを指摘した。「唯一の外部ゲスト、上智大の音教授だけがやたら自然体に見える皮肉。」ともコメント。ゲストとして出演した、メディア論が専門の上智大学文学部・音好宏教授が際立つ形となったとした。さらに「同局が制度疲労をきたしている現実を十分に可視化してお見事でした。」と皮肉で締めくくった。

 松尾氏は、旧ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題に言及したことから、シンガー・ソングライターの山下達郎も所属する芸能事務所のマネジメント契約を解除になったと発言。山下がラジオで松尾氏の発言を一部否定するなどして騒動となっていた。

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