歌手・入山アキ子（５４）が１９日、埼玉県内でデビュー１５周年の感謝のつどいを開催した。

　開演からファンが青いサイリウムを振り１５周年を祝福。その姿に入山は、「皆さまの思いに１曲目からウルッときました」と、こみあげる涙を抑えきれなかった。

　防衛医科大学校高等看護学院出身で、１３年間看護師として従事した後に歌手デビュー。デビュー後も「歌う看護師」として病院や福祉施設の慰問、健康講座ライブなどボランティアに積極的に取り組むなど、地道に活動を続けてきた。

　そんな１５年に入山は「看護師を辞めての歌の道は、とても険しいものでした。皆さまの温かい応援、支えていただいだおかげで、ここまで歩んでこられました」と振り返った。そして感謝の思いを込め、男性歌手の名曲をカバーした最新アルバム「昭和歌謡オトコウタ」の収録曲のほか、新曲「一泊二日」をギターアレンジで披露するなど、１５周年に合わせ１５曲を熱唱。

　「歌の持つ力を感じ、言葉の力を信じ、歌うことで元気と笑顔をお届けしたい！と挑戦の毎日です。これからも皆さまと喜びあえる日を夢みて歩みます」と、さらなる活躍を誓った。