KANさん死去 非常に稀な病気「メッケル憩室がん」とは 2万人に1人と KANさんも何度も検査
「愛は勝つ」などのヒット曲で知られる歌手のKANさんが12日に死去した。61歳。今年3月に「メッケル憩室がん」を患っていることを公表していた。
2万人に1人の珍しい病気で、発見も難しいとされる。
公表当時にラジオ出演したKANさんは「とても深刻な病気が見つかりまして」と語っていた。昨年10月に腹痛があり、何週間も続いたという。胃の内視鏡検査を受け、ポリープが3つ見つかったものの「良性」で、胃薬をもらって療養したが症状が収まらず。CTスキャンを実施したところ、「へその横に腫瘍らしきもの」が映ったことで、PET検査、超音波、大腸内視鏡検査を受けたが原因の特定には至らず。腹腔鏡手術を実施して、「メッケル憩室がん」と判明し、時間を要したことを語っていた。
「メッケル憩室」とは、小腸の壁の一部が袋状になって外に飛び出たもので、2%前後の乳児に生まれつきにあるとされる。通常は胎児が母体内にいる間に吸収されるが、まれに腸管側に残ってしまうとされ、これががん化するのは極めて稀な病気と指摘されている。
